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2025
  • Nov.26
  • PERSON

「生きたデザイン」が共感につながる
ーロゴに託すブランドの未来ー

共感を生む「生きたデザイン」を求めて

 

ナイトウ
はじめに、今回ブランディングに取り組むことになったきっかけを教えてください。
髙橋社長
社名変更に合わせて、自社のブランディングを強化していきたいという想いがありました。今の時代、世界中どこでもデザインを依頼できますし、AIでも簡単にロゴが作れますよね。でも、そういう熱を感じないデザインではなくて、コミュニケーションの中で生まれていくような、生きたデザインを求めていました。
お客さんはもちろん、自社の社員、地域で関わる人々、それから採用面においては将来の仲間に向けて発信するために、見る人が「共感を生む」ことがデザインの目的だと考えていました。

 
 

ナイトウ
デザイナーを選ぶにあたって、何か基準は決めていましたか?
髙橋社長
山形の企業であること、成長意欲がある企業であること。そして、私たちのストーリーや背景を理解してデザインに落とし込んでくれること。この3つを基準に、まずは県内のデザイン会社を調べました。いろいろな制作事例を見て、自分の感性が「これだ」と思ったのはグラッシーデザインさんだけだったので、最初から依頼するつもりでグラッシーデザインさんだけにお声がけしました。
ナイトウ
ありがとうございます!最初にお話ししたときの印象はいかがでしたか?

 
 

髙橋社長
自分の想いをしっかり汲み取ってくれていると感じて、「間違いない」と思いました。
ナイトウ
すでに理念がしっかり定まっているのがすばらしいと感じました。会社の信念や熱量をデザインに込めることで、絶対にいいものができるという確信がありましたね。

 

違和感を乗り越えて、ロゴが伝えるブランドの本質

 

ナイトウ
実際にデザインの提案を受けたときの第一印象を教えてください。
髙橋社長
正直に言っていいですか?実は、結構ショックだったんです(笑)
volc worksの「volc」はvolcano(火山)が由来なので、火山のシンボルになるのかな?なんて、素人ながら勝手に想像していたんです。車にこういう風に貼って、看板にこういう風に使おうかな、とかね。それが、提案を見た瞬間に音を立てて崩れた感覚があって、最初は「うわー」ってなりました!
ナイトウ
そうだったんですね(笑)そこからどう変化していったんですか?
Client
volcworks株式会社 
代表取締役 髙橋崇行
山形県天童市で工場向け機械の販売・設置・メンテナンスを手がけるvolc works株式会社。1977年の創業から50年近く、地域のものづくりの現場を支えてきました。2025年10月の社名変更に向けて、ブランディングを本格的にスタート。ロゴデザインから始まり、パンフレット・名刺・封筒のデザイン制作を、グラッシーデザインにご依頼いただきました。
https://volcworks.co.jp
https://www.instagram.com/volc_works_/
髙橋社長
理念やストーリーや想い、持っているものをすべて伝えて、内藤さんのフィルターを通して出てきたものを受け入れるつもりで依頼しました。ただ、ひとつだけお願いしていたのは「違和感を生んでほしい」ということでした。
最初のご提案から5日間、穴があくほど見て考えたんです。このロゴである理由、自分が伝えた内容を落とし込んだ解釈、斬新なデザインと自分の考え方とのギャップから生まれた「うわー」という抵抗感。まさにこの違和感が、望んでいたことだったんだとハッとしました。これこそ「volc worksらしさ」がすごく投影されたロゴだと納得しました。

 
 

ナイトウ
ありがとうございます。5年後、10年後を考えたときに、新しいことを率先してやっていくような、業界のパイオニアのような存在になるのは髙橋社長以外にいないと思ったんです。今までの会社のイメージを取り払い、未来を開拓するブランドとして、提案させていただきました。
髙橋社長
すごくかっこよくて、本当に気に入っています!

 

強みを軸に発信活動を強化

 

ナイトウ
実際にロゴやパンフレットができて、周囲の反応はいかがでしたか?
髙橋社長
社屋、車、ユニフォーム、いろいろなシーンで新しいロゴを使っているんですが、どれも良い反応をいただいています。現場でサービスマンがお客さんにパンフレットを渡したときに言われたのが、「かっこいい」「マジヤバい」と。現場でお客さんにパンフレットを渡したら、それを受け取った人が「マジかっこいいです」と、わざわざ電話をかけてくれたんですよ。本当に良いものができたと思います。

 
 

ナイトウ
それはうれしいですね!社名変更やパーパス策定などさまざまな取り組みの中で、採用という目的もあったと思いますが、影響はありましたか?
髙橋社長
採用面は、少しずつうまくいっている感触があります。新しく始めたInstagramは、インターンの学生さんやお客さんも見てくれているようで、やはりSNSの影響力は大きいと感じます。SNSで伝えていく部分と、タッチポイントとなるツールとして使っていく部分を、使い分けていきたいですね。
ナイトウ
SNSの発信を始めて、ほかに変化はありましたか?

髙橋社長が自らDIYで作ったウォールグリーン

 
 

髙橋社長
自分たちでコンテンツを作ることによって、発信力が上がったと感じます。「私たちの強みはこうです」と、価値を見出す軸が明確になったからでしょうね。内面にあるものをアウトプットすることで、共感を生むコミュニケーションが生まれていくと思います。
ナイトウ
髙橋社長が体感されていることは、私たちが考えているブランディングの本質そのものですね。社名でもロゴでも、自分たちが心から「かっこいいな」「身につけたいな」「誰かに見せたいな」とワクワクすることって、すごく大事だと思うんです。本質的なかっこよさを貫く覚悟が必要ですよね。

 

創業50年に向けて「人と地球が、よろこぶ未来」を目指す

 

ナイトウ
volcworksさんの今度の展望を教えてください。
髙橋社長
社名変更を経て、3年、5年、10年と将来の計画を立てています。今は10人ぐらいの組織ですが、10年後に人数は3倍、売上は4倍を目指しています。新規事業やエリア拡大を展開していくために必要なマンパワーと、社員が幸せに働ける環境整備のための規模感としては、最低限このぐらいは必要かと思っています。
会社を大きくしたいというよりは、社会への価値提供を大きくしていけば、結果的にそうなっていくと考えています。

 

 
 

ナイトウ
特に注力したいことは何でしょうか?
髙橋社長
社名変更と同時に「人と地球が、よろこぶ未来に。」というパーパスを新たに策定し、組織づくりに取り組んでいるところなので、やはり人材採用に力を入れていきたいですね。昨年から本格的に新卒採用を始めたんですが、幸い結果は出てきています。ブランドに共感してくれる人が入社して活躍してくれれば、会社の雰囲気もどんどん変わっていくと思います。それを期待して、今はワクワクしながら働いています。
2027年の創業50年に向けて、これからも積極的な取り組みを進めていきたいですね。
ナイトウ
これからも本当に楽しみですね。新しいロゴやデザインツールが、今後のエネルギーになっていくと期待しています。ありがとうございました!