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2025
  • Aug.01
  • PERSON

自社で競合ブランドを作る
〜新たな挑戦とブランディング〜

 

オシャレなだけじゃない「意味があるデザイン」に惹かれて

 

ナイトウ
はじめに、グラッシーデザインを見つけたきっかけを教えてください。
菅社長
グラッシーデザインさんはインスタグラムで知りました。最初に気になったのは、すいかのロゴマーク(遠藤すいか農園)ですね。「オシャレだな」というのはもちろん一目でわかったんですが、デザインに意味や背景があるのが伝わって、興味を持ちました。
ナイトウ
もともとブランディングについては意識されていたんですか?
菅社長
「ブランディングというものが大事らしいぞ」と意識し始めた時期だったので、グラッシーデザインさんのインスタグラムが刺さったんだと思います。プロカラを立ち上げたときは、ロゴはデザイナー、店名はコピーライターなど、プロに頼む重要性は理解していましたが、当時はまだ「デザインの前にブランディングが必要」という発想はありませんでした。

 

デザインとブランディングの違いを実感

 

ナイトウ
グラッシーデザインに依頼を決めてくださった理由は何ですか?
菅社長
「プロカラの競合を作る」というのはすでに決めていたので、これまでお付き合いのあるデザイン事務所には依頼しないと決めていました。同じデザイン事務所が競合を作るのはむずかしいだろうと思いましたし、新しい視点やアイデアが欲しかったんです。
基本的に「ここに頼みたい」と決めてからコンタクトを取るので、今回はグラッシーデザインさん一社にしか連絡していません。
ナイトウ
ありがとうございます。実際に、初回の面談の印象はどうでしたか?
変なやつが来ちゃったなって思いました?(笑)
菅社長
ナイトウさんの印象は、まさにプロフェッショナルだと思いました。ナイトウさんは「どういうデザインにしたいですか?」という質問を一切しなかったんです。私の考えでは、それはプロが素人にする質問じゃないと思っているんですよ。ナイトウさんは、事業の背景、ビジョン、会社としてのこれまでの経緯などをじっくりヒアリングしてから、「御社に何が必要なのかを考えます」と言ったんです。「ロゴデザインを考えます」でも「ネーミングを承ります」でもない、その言葉がまさにブランディングのプロだなと感じましたね。

 

プロフィール
Peace株式会社 
代表取締役 菅 亮太
山形県内で美容室とヘアカラー専門店を展開するPeace株式会社。ヘアカラー専門店「プロカラ」ブランドで多店舗展開を成功させる中、自ら競合となる新ブランドを立ち上げることになりました。新ブランド「ソメゴロ」というネーミングから、ロゴマーク、リーフレットまで、トータルなブランディングをグラッシーデザインが担当いたしました。
https://www.peace1010.com/recruit.html

 

ナイトウ
そう言っていただけてうれしいですね!最初のご提案はいかがでしたか?
菅社長
何より印象的だったのは「そんなにたくさん提案してくれるの?」とびっくりするぐらい、いろいろな提案を見せてくれたところです。ファサード(店舗正面から見た外観デザイン)やらユニフォームやら、総額いくらになるんだ?(笑)ってぐらい盛り込まれていて。正直驚いたものの、とてもありがたかったですね。
それから、今回は初めて市場調査もお願いしました。そういった調査分析までやっていただけるところも、単なるデザイン事務所とは違う、これがブランディング事務所なんだと思いました。

 

 

経営者の想いより、理論に基づいた意思決定

ナイトウ
「ご自身の思い入れを反映させたくない」という菅社長の姿勢が、僕は印象的でした。
菅社長
私個人の好みや思い入れは、ビジネスの意思決定では不要だと考えています。経営者にとっては自分が立ち上げた事業ですから、強い思い入れがあるのは当然。ただ、経営者の気持ちで「これだ」と決めてしまったら、他の選択肢は消えてしまいます。それは危険だと思うんですよね。「恋は盲目」じゃないですけど、想いが強いほど周囲が見えなくなるからです。
何かを判断するときは、「論理的であるか」「筋道が通っているか」「つじつまが合うか」そういった部分を重視しています。
ナイトウ
今回も論理的な判断基準で決定されたということですね。
菅社長
今回のロゴマークやネーミングも、オシャレとかかっこいいとか、正直あまり見ていませんでした。たくさんご提案いただいた中から、「ブランディング的にはどっちがいい?」「ナイトウさんはどう思う?」というのを何度も聞いて、ナイトウさんの意見に同意するかたちで決めたと思います。
ナイトウ
たしかに、ロゴはすぐに決まりましたね。
菅社長
きちんとした意味や理由が裏付けられているので、即決できました。グラッシーデザインさんの提案には「なぜこれなのか」という論理的な説明がしっかりあるんです。

 

 

ブランディング効果でターゲット通りの客層を獲得

ナイトウ
「ソメゴロ」オープンから3ヶ月が経ちましたが、反応はいかがですか?
菅社長
来てくださっているお客様は、市場調査をもとに狙った通りのターゲット層であることは間違いないです。「手洗いシャンプーがいい」「オーガニックカラーがいい」「予約ができる」「きれいな空間」などのお客様の声から、プロカラとの差別化を狙ったブランディングがしっかり届いていると感じます。
ナイトウ
レビューの評価も良いと聞きました!
菅社長
特にお願いはしていないのですが、レビューを書いてくださる割合がとても高いんですよ。しかも、ほぼ全員が満点をつけてくれています。必要としている人にしっかり届いているという意味では、ブランディングは確実に成功していますね。あとは発信に力を入れて、より多くの人に届けられるようにしていきたいです。

 

 

人材を資本に、自分で選べるキャリアを

ナイトウ
今後の展開について教えていただけますか?
菅社長
この人材難の時代にどうやって立ち向かっていくか、まずはそれが9割です。人材をコストではなく資本に変えていかなければならないと考えたとき、うちの会社で働くスタッフにとって「キャリアの出口」とは何だろう?と。
採用活動を強化したところで、その人たちはいつまで働いてくれるのか?10年後、20年後、会社としてずっと彼らを支えていけるのか?たとえば、パートから正社員になりたい人もいれば、独立したい人もいるし、ずっと扶養内で働き続けたい人もいるわけです。
ナイトウ
それで社内FCという仕組みを?
菅社長
社内FCというのも、キャリアの出口としての選択肢のひとつです。私たちができることは、あらゆる選択肢のカードを用意して、選んでもらうこと。誰かに誘導されるのではなく、自分で選ぶのが大事なんです。自分で選んだキャリアに価値を見出してもらって、私たちはそれをリスペクトして応援できる存在でいたいですね。

 

 
 

ナイトウ
菅社長は常に長期的なビジョンを描いているんですね。
菅社長
集客も採用も、目の前の課題だけではなく、将来を見据えた仮説を重ねる必要があります。どういうお客様に来ていただくか、どういう人材を採用するか。お金を使って広告を出すのは簡単ですが、それに頼りすぎると危険です。そういった意味でも、グラッシーデザインさんが提案しているような本質的なブランディングは非常に重要ですし、これからもますます重要になっていくと思います。
ナイトウ
ありがとうございました。ソメゴロの今後の展開も楽しみにしています!