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2023
  • Mar.31
  • PERSON

情報発信の継続を文化に
他にはないデザインで採用力も着実にアップ

 

「医師の確保」が最重要課題
リクルートサイトとSNS発信が必要に

 

ナイトウ
最初にお会いしたのは、リクルートサイトが必要になったときでしたね。
板垣さん
そうですね。当時「医師確保」が当院の重要な課題で、県病院事業局の初めての取り組みとして、当院が本県の県立病院として最初に情報を発信していくことになりました。急きょリクルートサイトを立ち上げて、TwitterとFacebookを運用することになったんです。
個人的にFacebookを使ったことはありましたが、仕事で使うとなると…僕たちは何もわからない。そこで出会ったのがグラッシーデザインさんでした。
ナイトウ
あれから何年ですか?
板垣さん
丸8年…あれ?今日ってもしかして、開院記念日。
(※なんと偶然インタビュー当日はこころの医療センターさんの開院記念日でした!)
ナイトウ
それは何かご縁を感じますね!ちょうど一番忙しい時期でしたね。
板垣さん
引っ越しが終わってすぐのときで、どこに何の部屋があるのかスタッフもわからない状態で。通常業務にも時間がかかってしまうような忙しさでしたね。
ナイトウ
あれから8年。長くお仕事に関わらせていただいて、ありがとうございます。

 

 

医師の数が2倍以上になった!
地道な情報発信が、つながって広がる

 

ナイトウ
リクルートサイトの反応はどうですか?
板垣さん
当時はドクターが8人ぐらいしかいなかったのかな。それが今は倍以上になりました。来年の4月には17人。2人は研修で他の病院を回っているので、実際は19人になるんですよ。
ナイトウ
すごいですね!
板垣さん
再来年の4月以降に来たいという人も2人いるので、20人を超えますね。
当時の事務局長からは、業界トップと言われている病院があるんですが、「そこを超えなくてもいいから、その次ぐらいを目指そう」と言われていました。それにだんだん近づいているかなと思います。
ナイトウ
そうなんですね。他にも何か反応はありました?
板垣さん
医師専門のリクルート会社があるじゃないですか。そういうところの方も、うちのリクルートサイトやSNSを見てくれているんですよね。医師募集の会場で会ったときに「見てますよ」と声をかけてもらったり。ブログもSNSもほぼ毎日更新しているので、それがうちの自慢というか、地道なところが結果につながっていると思います。
ナイトウ
継続ですよね。
板垣さん
ただ発信したからといって人が集まるわけじゃなくて、地道に続けていっているベースがあって、何かが動いているんですよね。情報発信を通じて、見えないかたちで、つながって広がっている感じがします。

 

 

 

発信を「文化」に
当番制ブログでみんなを巻き込んでいく

 

ナイトウ
最初はやっぱり大変でしたか?
板垣さん
何を発信したらいいのかわからなくて、大変でしたね。
ナイトウ
最初は板垣さん一人でやられていて、そこから皆さんを巻き込むまで、何かきっかけがあったんですか?
板垣さん
最初は何人か協力してくれる方がいたので、定期的にお願いしていました。情報の幅を広げたくて、各部門に書いてもらおうと、ある時点からは当番制にしたんです。「この日は〇〇科」というように、担当を決めて割り当ててしまって。そしたら皆さんきちんと協力してくれました。
板垣さん
毎日つながっていくのが大事なので、更新が止まっちゃだめだってことで。「あ、忘れてました!」って1日遅れて出してくることなんかもありますけど、そこを埋めるブログもちゃんとストックしてあります。
ナイトウ
もう習慣になっているんですね。

 

 
 
 

板垣さん
そうですね。「あれ、今週わたし当番だっけ?」なんて会話もあるし。
ナイトウ
僕たちはいろいろな企業さんのSNSサポートもしているんですが、業務優先になってしまって、SNSの優先度が低くなってしまうことも多いんですよね。
こころの医療センターさんでは、そういうのはなかったですか?
板垣さん
うちの場合はすでに「情報発信をしている病院」というように見られているので「情報発信しなきゃならないんだ」という意識は、皆さん持ってくれてますね。「情報発信を頑張ってるね」とまわりから言われることもあります。
ナイトウ
浸透するためには、ある程度の継続と時間が必要ですよね。
板垣さん
継続は絶対に必要ですね。1日でも更新が止まると「SNSにいないな…」という印象を持たれてしまうので。至上命題として更新を続けています。
ブログやSNSについて知識がなかった僕たちが、無理なく楽しく更新を続けられるように、グラッシーデザインさんがサポートしてくれたおかげでもあります。
ナイトウ
情報発信が「文化」になっていますね。
板垣さん
文化でやってしまえば続くし、医師確保もずっと続けていきます。
医師が集まったとしても、皆さんの人生なので、ここを辞めて開業する人もいるだろうし、ある程度定着する人もいるだろうし。
いろいろな動きがあるので、医師確保だけはずっと続けていかなければならないですからね。

 
 

 
 

 
 

 
 

「らしさ」を引き出す抜群のセンスで
他院にはないデザインが好印象

 

ナイトウ
ずっとお仕事をさせていただいてる中で、グラッシーデザインという僕らはどう見えてますか?
板垣さん
非常に頼りにしてます!
ナイトウ
大丈夫ですか?忖度ないですか?笑
板垣さん
いやいや、本当に!センスがいいなと非常に感じています。リクルートサイトもすごくいい感じで、写真もいつもすごく素敵に撮ってもらってますし。
ナイトウ
採用サイトから始まり、採用パンフレットとポスター、院外広報誌も手がけさせていただきましたね。
板垣さん
どのデザインもオリジナリティがあって、ひと目で「こころの医療センターだ」とわかってもらえるデザインだと思います。
院外広報誌「COCOROだより」も、他の病院の広報誌とぜんぜん違うじゃないですか。グラッシーデザインさんの提案で差別化を図ってもらって、本当にセンスがいいなと。僕らにはないですから笑
ナイトウ
ありがとうございます!
板垣さん
「COCOROだより」は病院説明会とかでも配るんですけど、学生さんたちからも良い印象を持ってもらえている感触がありますね。よくある文字ばかりで堅苦しい雰囲気の広報誌よりも、写真がたくさんあって、文章がある程度あって、そういうバランスのほうが「この病院なんだろう?」と印象に残るのかなと。
そういうふうに導いてくれた、ナイトウさんのおかげです笑
ナイトウ
いやいや笑 ありがとうございます!

 
 

 

プロフィール
山形県立こころの医療センター 
課長補佐 板垣新弥
山形県職員として庄内支庁に21年間勤務したのち、2006年から「こころの医療センター」の前身である「山形県立鶴岡病院」へ。こころの医療センターへの病院移転にも携わる。移転直後の2015年、病院として本格的に情報発信をスタートすることになり、リクルートサイトの立ち上げからSNS運用までを任されることに。バンド活動が趣味で、院内メンバーによる「こころの医療センターバンド」ではドラムを担当。
https://cocoro-mc.jp/

 

フェーズに合わせた提案に期待!
これからも長いお付き合いを

 

ナイトウ
最後に、僕たちグラッシーデザインに何かご要望はありますか?
板垣さん
これまでブログとSNSを長く続けてきましたが、手詰まり感みたいなものをちょっと感じているところもあって。「これからはこう動くといいよ」といったような提案がまた欲しいですね。Instagramも始めてみたんですが、あまり詳しくないし、なかなか手が回らなくて。
情報発信もずっと同じだと飽きられてくるでしょうし、新しい手法、新しいかたちでの発信など、今の僕たちの段階に合った提案を、これからも続けていただけたらと思います。
ナイトウ
これからも長いお付き合いをよろしくお願いします。
板垣さん
ぜひ、頼りにしています。
ナイトウ
ありがとうございました!