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2022
  • Aug.17
  • PERSON

私達のビジョンを世に広めていってもらいたい
「同じチーム」として山形新庄から

 

プロフィール
(株)食の力コーポレーション 
代表取締役 福原和輝
大学卒後、大手有名外食企業にて店長、エリアマネージャーを歴任。外食産業に十四年間従事したのち、新庄市に「山海料理 福原」を開店。2014年には「株式会社 食の力コーポレーション」を設立。2018年 食の力FOODファクトリー(そう菜製造許可施設)の新設、2021年 SDGsの課題解決に向けた「植物性代替肉事業」に参入。2030年に向けた新しい事業を成長エンジンにすると共に、創業者の福原弥八郎の言葉にある「お客様の欲しいもの・欲しい時に欲しいだけ」を忠実に守り10年後・20年後の明るい未来に向けて成長を続けている。
https://www.shokuchika.jp/

 

創業と同時に会社のロゴをお願いできる人を探していた
会う前のイメージは「きっとおかしいやつ」

 

ナイトウ
社長と初めてお会いしたのは2014年でしたよね。
福原社長
そうです、ちょうど株式会社食の力コーポレーションを創業した時でしたね。
9月に創業して、その年の冬にナイトウさんと初めてお会いしました。
ナイトウ
そこに至るまでのきっかけというのは何だったんでしょうか?
福原社長
当時、社名はできていたのですが会社のロゴを作らないといけないなと思い、
「誰かいい人いないの?」って聞き回っていたんです。
そしたら新庄市の末広町(現在は大町へ移転)に県立病院のロゴを作った人がいると。
「末広町にそんな人いるんだ・・・きっとおかしいやつだろう」と思いましたね笑
それで電話番号を調べて連絡したのが最初です。
ナイトウ
初めて会ってみての印象はいかがでしたか?笑
福原社長
すぐ採用!と思いましたよ。当初からうちで働いてほしいと本当に思っているんです。
ナイトウ
当時はまだグラッシーデザインを立ち上げて4年目、僕一人でしたし、社長に口説かれた記憶はあります笑
印象が良かったということですかね。
福原社長
長く飲食店で働かれてて、デザインもできて、過去の経験で販売促進等も携わられていたと話をお聞きし「これは食の力コーポレーションに来てもらいたい!」と本気で思ってましたから笑
ナイトウ
反対に僕からの印象は「食の力コーポレーション」とお聞きし、それこそ本当に新庄の会社なの?とベンチャーな感じをとても受けました。
そして初めてお会いするわけですが第一印象ちょっと怖そうな方だなって思いました笑
でもお話してみたら、話し方も優しくとても丁寧で印象は全く変わりましたね。すごく芯が通っていて、やりたいことも明確で、何より「世界を変える」という理念のデカさにすぐファンになりました笑
「これからこうやって行きたいんだ、世界にむけて、食の力で!」ってすごい面白い人がいるなと。そんな方と一緒に仕事ができるということで、それはもう是非是非という感じでした。
福原社長
今でも仕事で色々なところに行く度「会社のロゴ可愛いですね~。何をイメージしているのですか?」とよく聞かれます。
「お魚と笑顔の口元がモチーフになっています」と答えると「素敵ですね!」と嬉しいお言葉をいただけます。
それから制作していただいたホームページですね。最近は「御社山形の新庄ですよね?ホームページはどちらの企業、制作会社で作られたのですか?」と聞いていただけるので、ちゃんと「グラッシーデザインのナイトウさんが」と伝えています笑

 

 
 

ナイトウ
初めてお会いした頃から見ても、食の力コーポレーションはぐんぐん成長してるように思えますし、色々なことが変化していっていると思います。そんな中でも当時と変わらないものもありますよね?
福原社長
あのときから「食の力で世界を変える」という経営理念は今も変わっていません。
食を細分化する中で、今は「大豆で世界を変えていく」というビジョンを掲げていますが「世界を変えていく」という根本は全く同じです。
お客様の笑顔や感動、ワクワクすることを実践し、新たな価値を生み出すという経営理念にいつだって立ち返り、間違っていないか、ブレてはいないかと日々心がけています。
ただ利益を追求するのであれば色々なやり方があると思いますが、昔から変わらず経営理念にしっかり沿った上で、企業としての利益を追求すべきですから。
ナイトウ
経営理念、ビジョンの達成へ着実に向かっていっていることが周りから見ていてもしっかりわかります。
実際に中にいる人たちは、それこそめちゃめちゃ楽しいだろうなと思いますね。
福原社長
いやどうなのかな・・・笑
いい意味での朝令暮改、朝言ったことが夜変わるみたいなことはよくあります。
「よーし、皆んなとあっちに向かっていくぞー」って走り出したものの、やはり難しくて違う方に向かう。トライアンドエラーですよね。それを繰り返してきました。
繰り返せば繰り返すほど成功する時には勢いよく成功するんじゃないかなと思って。
色々な失敗を何度も繰り返してきて徐々にわかってきたことは、自社でやろうとすること、僕が思ってやろうとすることってやっぱり主観が入っているので上手くいかない時があるんですよ。
それで、今はどのようにしているかというと、客観的に見ること、時代を見ること、5年後10年後を見た上で情報を仕入れて「じゃあこれだよね」って選択を導き出す。今回の大豆事業「山形大豆ミート」なんてまさにそうです。
突然大豆事業へ舵をきりましたが、事前の情報収集を徹底的に行った上でトライしていますので、エラーは少なくなってきましたね。

 

 

僕が作りたかったものを見事に体現
グラッシーデザインさんは提案力に長けている

 

ナイトウ
会社が成長し、規模が大きくなっていくと当然関わる企業も変わっていくと思うのですが、
今もなお僕らグラッシーデザインに声をかけて下さる理由は何なのでしょうか?
福原社長
前提で言うと企業から声はかかっています。東京に本社がある企業とか。
まず代表が素敵だというのはちょっと置いときますね笑
でもグラッシーデザインさんの良いところは、スピード感だと思いますね。
今現在、僕1人で受けているというのはあると思うけれど、スピード感があるのでどんどん色々なものを世に出していってもらっている。今回特に自分がこういうものを作ってほしいという要望に対して、提案いただいたものがバッチリ一致したというのは大きいですね。
色々な提案やデザインをお願いしている中で、食の力コーポレーションの採用ページあれは僕が作りたかったものを見事に体現してくれましたよね。それはグラッシーデザインさんの提案力が長けていること、また、そのための人財がいるというところは凄いなと思います。
県外の代理店や制作会社だと結局直接会えないじゃないですか?直接お会いしてプロジェクトを進められるって大事ですよね。
あとはやはり弊社の状況を創業当時からわかってくれているというのが強みですね。
今後もお付き合いをしてもらいたいので、そこはお互い高みを目指して、新庄から山形から、ずっと上を目指して上がっていければいいなと思っています。
ナイトウ
社長が今やっている事業も含め、今後グラッシーデザインに期待することはありますか?
福原社長
できるかどうかわからないですが
お願いしたいのは、1つの商品を作って一緒に販売していくというようなことができればと。
グラッシーデザインさんと括るわけではないですが、デザインをお願いして納品を終えるとひとまず依頼は完了じゃないですか。僕らは提案デザインしていただいたツールを活用し外へ販売をしていくという仕事があるので、ランディングページしかり通販サイトしかり、それらを共に強くしていって販売までを一緒にやれたらと考えています。例えば売り上げの何%をマージンとして取りますよという手法も今後はあると思っています。そうなるとグラッシーデザインさん本気だなとさらに感じれますよね笑
大豆ミート事業で、例えば筋肉ハンバーグの件も、プロダクトだけではなくリリースして消費者に届けるまでを共に行い、お互いがプラスに、三方よしという形となるような提案を今後はお願いしたいですね。
ナイトウ
光栄です。
おっしゃる通り、僕らは提案デザインにおいてのクオリティや精度に対して高い意識を持たなくてはならないのはもちろん、何より大事なことは手段より目的。つまりは「成果」でありクライアントの問題解決。こだわるべきはそこだと思っています。
社長はおそらく今以上に1年後2年後はさらに忙しくなっている方だと思うので、プランニングも含め、社長の力になれるようオフィスとしてもアップデートしながら、それこそ僕自身もそうですが、スタッフ個々のレベルアップも行なっていかないとならないなと思います。

新たな採用の選択肢「モガミノノロシ」
採用フェス登壇者として思うこと

 

ナイトウ
ここからはモガミノノロシのことを。
数年前に採用の在り方についてお話したことを社長は覚えていてくださっていて、めちゃくちゃ嬉しかったです。ですので、今回この採用フェスを開催するにあたり一番最初にお話しをさせていただきました。
実際開催が決まり概要もお話しさせていただきましたが、
採用フェス「モガミノノロシ」の話を聞いてどのように感じましたか?
福原社長
今、学生さんや求職者の方が企業を知る方法は企業の担当者であったり、ハローワークの求人情報がほぼで、会社のトップと直接会い話が聞けるという機会はなかなかないと思うんですよ。
その辺を歩いていることは歩いているんですよ笑
ただこの人は誰なのかって学生にはわからないじゃないですか。
そういった時に会社のトップが想いや理念を明確に伝えられる場所があるって最高ですよね。
それを見た人はきっと山形最上にこんな魅力的な企業があったんだ、こんな面白い仕事ができるんだと、最上に対してまた違った気持ちが湧いてくると思うんです。
このモガミノノロシでは登壇企業が色々な想いや体験を伝えてくださると思うので、改めてジモト最上で、こんな企業で、こんな人たちと仕事してみたいなと思ってもらえたら嬉しいですよね。
ナイトウ
ある意味で競争のような感じで、登壇する企業同士でプレゼンテーションを見れることも良い機会に繋がると思っています。
今回のイベントではいくつかもくろみがあって、1つは企業がブースを設けて行う従来の合同説明会スタイルとは違うカタチで学生との接点をモガミノノロシという場所で増やしていきたいということ。
もう1つは、最上地域の中小企業こそ人前で自社の魅力をいつでもプレゼンテーションできる基礎能力を身につけていただきたいなと。そのための機会をつくりたいと考えてます。やはりプレゼンテーションは場数かと。
最上の企業は良いものはもっているんだけどSNSの活用においても、やっぱり遅れているなと感じます。グラッシーデザインのホームページ等でも言っていますがこれからは「つくる」だけじゃなく「伝える」ための努力を企業もしなければならない時代ですので。
社長は結構外で話す機会が多いと思うので、その点いかがですか?
福原社長
僕の場合は創業してまだ8年なので、これからもっと認知をしてもらうために発信は不可欠だと思ってます。
今は求職者というより、資本を入れていただけるような出資者や企業、あとは商品をお買い求めいただけるお客様に向けてのプレゼンテーションは1ヶ月のうち4〜5件やっていますね。
場数を踏むというのは本当にそうで、1回目なんてガチガチでしたから。それはオンラインでしたけど、何言っているかわからない…みたいな笑
そこからはやはりトライアンドエラーですよ。
今は短い時間で明確に伝えることもできるようになりました。
金山町の建屋をお借りするというのもプレゼンして、20分と言われたので20分でピチッと終わらせて自分の思いを伝えられました。
やっぱり場数を踏むことで自分の思い、会社の思いをちゃんと伝えられるようになると思います。

私達とグラッシーデザインさんの大事な関係性

 

ナイトウ
最後にグラッシーデザインへ要望などあったらお願いします。
福原社長
私達がやりたいことやビジョンをこれからも世に広めて行ってもらいたいなと、同じチームだと思って。
私達がやりたいことを人に対して、世界に対して伝えたいことを私達の代わりにうまく引き出してもらって広めてもらえればなと。
それが私達とglassydesignさんの大事な関係性かなと思います。
ナイトウ
ありがとうございます!
今日はお忙しいところお時間をいただき本当にありがとうございました。
福原社長
こちらこそ、今後とも宜しくお願いいたします!
ありがとうございました。