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2024
  • Jul.19
  • PERSON

先代の想いを受け継ぎ、次世代のロゴへ

世代交代のタイミングで
ロゴのリブランディングを決意

 

ナイトウ
はじめに、グラッシーデザインに声をかけてくださったきっかけを教えてくれますか?
押切さん
取引先の現場に通っていたときに、その会社のロゴが目に入り、すごくいいなと思って。それでグラッシーデザインさんを知りました。新庄市にデザインをメインでやっている会社があるなんて、びっくりしました。ちょうど会社が新しい世代になるタイミングで、いろいろと変えていかなきゃと考えていました。ロゴやSNS運用など心機一転したかったので、ちょうどお願いできる!と思いました。
ナイトウ
ありがとうございます。歴史のある会社さんだと、世代が変わってもロゴはそのまま使い続けるケースも多いと思うんですが、今回ロゴを変えることにどんな期待があったんですか?

 

押切さん
これまでも現場やお客さんの家に車を止めていると、車のロゴに注目してくれる方が多かったので、”ロゴが持つ力”というのは以前から感じていました。今まで使ってきたロゴは、現社長がまだ専務のときに当時の社長が考案し、長年親しまれてきた思い入れのあるロゴ。それを僕たちの代でもう少し現代的なロゴにできたら、もっと若い世代にもアピールできるのではと考えました。
ナイトウ
最終的にグラッシーデザインを選んでくれた決め手はなんですか?
押切さん
グラッシーデザインさんを知るきっかけになったロゴもそうですが、ほかにも「これいいな」「あれもいいな」と思ったロゴが、行き着くと全部グラッシーデザインさんのデザインだった、ということがあって。もうここしかないなと。

期待を超えるサプライズ!
生まれ変わったロゴに感動

 

ナイトウ
押切さんと最初に面談をしたときに、会社のこれからを担うロゴデザインをさせていただけるのは、僕としてもとても期待値が高かったです!実際にできあがったロゴの印象はどうでしたか?
押切さん
「これ、いいじゃん!」と、すごく感動しました。もともとのロゴを活かしてデザインしてもらうことになっていたので、「こんな感じになるのかな?」というイメージはなんとなくあったんですが、いい意味でぜんぜん違う方向のデザインで。大きなサプライズでしたね!
ナイトウ
ありがとうございます!まったく新しく作り替えるよりも、既存のものを活かして新たにデザインするのは、実はとてもむずかしいのですが、グラッシーデザインの強みでもあります。先代の想いや押切さんを支えてきた地域の皆さん、関係者の皆さんの愛着をどうつなげるか?どうデザインに落とし込むか?ここが最大のポイントで、力を入れたところです。
押切さん
僕らの想像の延長線上ではなく、まったく別の方向からきましたね。「これはグラッシーデザインさんじゃないとできない仕事だ!」と思いました。
ナイトウ
従業員の皆さんの反応はどうでしたか?
押切さん
昔ながらの職人さんが多いので、はっきり言ってくれるわけではないんですけど。新しいロゴのステッカーを車や工具にペタペタ貼ってくれているので、気に入ってくれていると思います。

「押切さんがここにあるね」
存在感のある看板効果

 

ナイトウ
今回は看板も作らせてもらいましたが、反響はありましたか?
押切さん
看板の認知効果はすごく大きいと感じています。ここにバシッと看板があるおかげで「押切さんの営業所があるね」と言われるようになりました。看板がなければ、何の建物かわからないかもしれません。ロケーションもぴったりですね。夜になるとまわりが真っ暗なので、看板だけ目立って見えるんですよ。
ナイトウ
けっこう車が通る場所ですよね。
押切さん
そうなんです。道路のどちら側から来ても見えるので。何屋なのかわからないとは言われますけどね。
ナイトウ
それでも、会社を知ってもらうタッチポイントとして、まずは目に入るのは大事ですからね。ほかにもロゴを活用する予定はありますか?
押切さん
大蔵本社の看板も新しくなりましたが、まだそんなに新しいロゴの要素は少ないので、新庄営業所と同じような雰囲気に寄せていきたいと思っています。
ナイトウ
車にも使っていただいていますよね。街で見かけると感動します。うれしくてニタニタしちゃいます笑

もっと業界を知ってもらいたい
SNSを通して若い世代へアピール

 

ナイトウ
採用にも力を入れていると思うんですが、若い人たちに対して、設備の仕事をどんなふうにアピールしていきたいですか?
押切さん
設備業界に限らず、建設業界は意外とワークライフバランスが取りやすいんです。基本的には日中の仕事がメインなので、朝から夕方までには仕事が終わるように、働く時間がきっちり決まっています。たまに残業もありますが、アフタータイムや土日など、プライベートの時間を確保しやすいです。今の若い人たちにとってはそれがすごく大事だったりするので、働きやすい環境をアピールしたいですね。
あとは、工事の仕事は「キツイ」「大変」みたいな昔ながらのイメージがあるので、実際の仕事内容や雰囲気をもっと皆さんに知ってもらって、働きやすさを伝えていきたいです。
ナイトウ
SNSの運用もサポートさせてもらっていますが、Instagramを始めてみてどうですか?
押切さん
今まで会社として関わりのなかった知り合いから「リール動画見たよ!」と言ってもらえたり、その話題で盛り上がったりすることも。狭い地域なので、意外といろいろな人が見てくれてるんだなと、効果を肌で感じますね。
ナイトウ
バズった動画もありましたね!
押切さん
「見たよ!」とまわりから言われたのは、そのときが一番多かったです。工事のプロ目線で、これいいな、楽しいなと思う動画がぜんぜん伸びなかったり、なんてことない風景が伸びたりするので、まだよくわからない部分も多いですね。楽しみながら続けていきたいです。
ナイトウ
押切さんの魅力をどんどん出していけるといいですね。
プロフィール
株式会社押切 
新庄営業所長 押切丈治「見えない仕事に誇りを」をモットーに、水道・設備工事、建築・土木工事、燃料油の販売など、1955年の創業から地元の人々の生活を支えてきた株式会社押切。長く親しまれてきたロゴマークをリブランディングし、新庄営業所には看板を設置しました。若い世代への認知と採用拡大を目指し、SNSも積極的に運用しています。
https://www.osikiri.com/

 

時代とともに変化しながら
事業をさらにブラッシュアップ

 

ナイトウ
押切さんは三代目になると思うのですが、これから目指したいビジョンはありますか?
押切さん
祖父の代から父の代へ、時代や地域によってさまざまな変化があったので、僕の世代でも何か大きな変化が必要だというのは、当初から感じていました。ただ、新しいことを中途半端に始めるより、今の業種で今やっていることを、さらに効率よく幅を広げていきたいと考えています。ここ最上郡では設備業者だけでなく、建設業界全体で業者数が減ってきているので、ある意味チャンスだと思っています。これからも新しいことにチャレンジしながら、基盤の事業をもっとブラッシュアップして、一本槍をさらに太くしていきたいです。
ナイトウ
まだまだ開拓の余地があるということですね。これからもどうぞよろしくお願いします!