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2022
  • Apr.02
  • BRANDING

ステーショナリーのデザインひとつが
大事な会社のアイデンティティ

皆さんはCI(コーポレートアイデンティティ)という言葉を聞いたことがありますか?

CIとは、企業の思想やビジョン、行動指針を言語化し、具現化することで世の中へ認知、理解そして浸透させるための経営戦略のひとつを言います。

 

アイデンティティつまり概念となる、企業名やブランド名はもちろん、ロゴマークやコーポレートカラー、スローガン、名刺や封筒といった各種ステーショナリーなどの基本的要素によってつくられています。

CIは、「理念」「行動」「視覚」という3つの概念で成り立っています。MI(理念)=マインド・アイデンティティ、BI(行動)=ビヘイビア・アイデンティティ、VI(視覚)=ビジュアル・アイデンティティです。

これら3つを統一することで、市場に認知されやすい企業イメージがつくられ、強いブランド力へと繋がります。

 

グラッシーデザインのバリューは「ヒト・モノ・コト、すべてに人間らしさと愛をもち、ワクワクするような感動と刺激の提供を冒険心を持って追求する」としています。

ステーショナリーひとつにも、それらの統一は図られています。

下の写真、これは当オフィスのオリジナルフォルダーです。ご契約いただいたお客様へ、契約書を入れてお渡ししています。

 

 

 

こう感じた方がいると思います。

「封筒に入れるだけでことは足りる」

その通りです。

しかしそれは、そもそも目的が違うからなんです。

 

折れたり、汚れたりを防ぐためが目的であれば封筒でそれこそことは足ります。

わざわざお金を無駄にかける必要ありません。

しかし、僕らの目的はそこにありません。

先ほど述べたバリューに基づい目的でステーショナリーを作成しています。

もちろん、折れたり汚れたりを防ぐ目的もありますが、何より開けるワクワク感、持っているという特別感。ステーショナリーひとつがコミュニケーションなのです。

 

情報が溢れる現代だからこそ、CIを明確にし、企業本来がもつ本質的イメージを世の中に伝え広げていくことが、ますます大事になってくると考えています。

 

ぜひ皆さんも、普段何気なく使っている会社の名刺や封筒、その目的をあらためて考えてみてはいかがでしょうか?